【お花のカラー箸置きが出来るまで その2】
前回は、型枠の中にレジン(エポキシ樹脂)
を注入して生花を入れてまずは1層目を
作り一旦、硬化させて翌日に2層目に
カラーレジンを注入して翌日型枠から
取り出して自然乾燥4日間させてからの
工程になります。
すでに7日間が経過しております。
本日からは表面を整える作業になります。
美しい曲面と裏面の平面をペーパーヤスリ
を8種類使い表面を整えていきます。
では作業を始めていきます!
空研ぎ用ペーパー
#150、#320、#400
耐水ペーパー
#320、#600、#1000
#1500、#2000、#4000
1:まずは空研ぎ用ペーパーを使用して
表面を整えていきます。順番は
#150→#320→#400
で行います。
各ペーパーで仕上げ終わった状態を
比較して最終工程の仕上げ状態を
お楽しみください。
では、作業を始めます。
2:#150作業をして表面を整えた状態
表面を整え、裏面も整える粗削り工程
になります。削りキズが残ります。
3:#320作業をして表面を整えた状態
表面にある削りキズを整える工程
深いキズはなくなりました。
4:#400作業をして表面を整えた状態
表面が目立つキズがなくなり空削り工程は
終わりになります。
5:空研ぎ用ペーパー工程が終わり、
次は耐水ペーパーを使い作業します。
この作業で表面の極小キズをすべて
なくして表面を整えていきます。
まずは水でペーパーを濡らしながら
#320で表面を軽く磨くように
して滑らかにしていきます。
次は#600で表面をキズがあるか
を再度確認しながら磨いていきます。
#600で仕上げた状態
表面にキズがなくなりました。
6:#1000作業をして表面を整えた状態
表面が滑らかになりました。
7:#1500作業をして表面を整えた状態
花の輪郭がハッキリ見えるように。
8:#2000作業をして表面を整えた状態
表面はツルツルで少し光沢が出ています。
9:最終#4000作業をして表面を整えた状態
ここまで磨くとキレイ光沢がわかる状態になります。
ここで耐水ペーパー工程がすべて
終わりました。
次の工程はペーパーによる手作業工程で
はなく機械を使用して コンパウンドにて
仕上げ工程になります。
現在では、表面がマット質感
(つや消し状態)ですが次の工程で
光り輝く作業になります。
この工程は、手作業になりますのでキズ
をすべてなくすように慎重に
確認しながらやらないと次の工程で
キズがあるとまた
この工程をしなくてはいけないので
この工程作業はとても重要で大切な工程
になります。
疲れますがこの先の工程が楽しみで
頑張れるのです。
次の工程は仕上げ工程でこんなにキレイ
になるのがわかる作業工程ですので
お楽しみください。
ここまで輝くのか!
超光沢とツヤの美しさ
つづく
ー光り輝くように仕上げる工程編ー
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